羽ばたき神泉

あこがれ視線 つまさき背のび

Tagebuch 3

北海道の知り合いが東京へやってきたので、東京で出迎えた。知り合いをもう1人呼び出して、3人で美術館を回り、浅草で飲んだ。

オペラシティではちょうどガラスの特別展をやっていた。「画家の注文の言葉を工芸家の私が解釈してグラスにしました」というのが珍しい視点だった。なかには「動きがある」とか「軽そうだけど重力を感じる」みたいな頭を捻るような注文もあったが、それが作品のグラスを見るとどこかなんとなく表現されている気がするのだ。やはりプロだなと思った。

でも静物画は全然分からなかった。

夜普通の居酒屋に行った。明らかにバイトな店員が必要最低限の接客をこなしていた。多分自分も客からこんな感じに見えているのだろう。まあそんなことはどうでもよくて、日本酒の飲み比べをして非常に楽しかったのでオールオッケーなのである。ああ早くまた北海道に飛びたい。人の繋がりというのは大事にしなければならないと思った。