羽ばたき神泉

あこがれ視線 つまさき背のび

2024-01-01から1年間の記事一覧

今週の3冊2404B

いつのまにか前回の三冊から二週間も経っている。最近はTOEIC対策のために通学時間を洋書を読み進めるのにあてていたので、読書がはかどらなかった。 一冊目、ウィリアム・パウンドストーン『ビル・ゲイツの面接試験』。翻訳版。 Microsoftの面接試験をテー…

Qu'est ce que je veux vraiment faire ?

家に帰りたかった。そして家に帰ったら、何もやりたくなくなった。 三限が終わって、四限は休講で、足早に教室を抜け出した。いい天気だった。15時前。もう帰る気分だった。家に着いて、16時。まだ一日の三分の二にして、もうこの日が終わったかのような気分…

今週の3冊2404A

一週間に三冊くらい本を読めるといいな、という安易な思い付き。 偶然にも四月一週というのは、新しい試みを始めるのにちょうどいいような感じである。 さて、さっそく一冊目は、井伏鱒二「駅前旅館」。 bookmeter.com この作品の駅前旅館は、昭和は昭和でも…

フランクフルトの一夜

大学2年の夏に一人でヨーロッパに行った。二回目だった。一度目は春、大学の研修で、級友たちと来たことがあった。 そのときと同じフランクフルト空港に降り立って、スーツケースを回収して、足早に地下鉄の駅へ向かう。自動券売機に相対する。Einzelfahrt. …

欲望にまかせた料理2: 酒鮭の塩焼き、あるいはムニエル

<下準備> 1、そこらへんの塩鮭をバットに並べ、下面が浸るくらいに日本酒を注ぐ。 2、ある程度経ったらひっくり返し、できるだけ多くの面が日本酒を吸うようにする。置いておく時間は一面あたり5分以上、余裕があれば15分ほど吸わせるとよろしい。 3、…

欲望にまかせた料理1: 鶏と玉ねぎとマカロニ(塩味)

<まず鶏と玉ねぎの炒めものを作る> 1、フライパンにオリーブオイルを結構たくさん入れ、チューブのにんにくをちょっと多めに入れ、少しの間加熱する*1 2、一口大の鶏もも肉を好きなだけ入れ、ハーブソルトと胡椒を結構多めに振り、中火で表面に火が通る…

Tagebuch 3

北海道の知り合いが東京へやってきたので、東京で出迎えた。知り合いをもう1人呼び出して、3人で美術館を回り、浅草で飲んだ。 オペラシティではちょうどガラスの特別展をやっていた。「画家の注文の言葉を工芸家の私が解釈してグラスにしました」というのが…

Tagebuch 2

よく考えたら日記だからって一日の出来事を網羅する必要などないのだった。 書く習慣をつけること、これが日記の隠れた目的だったのかもしれない。だいたいその日になしたこと全てを記録してやろう、というのが悪い完璧主義のあらわれなのだ。 今日は朝何時…

Tagebuch

文章というものはもっと気軽に書いてもいいものだということにいまさらながら気が付いた。 某月某日。水曜日。 昼、祖父と会って、昼飯を食った。明らかに飲み屋な雰囲気の地下に入っていったら、1000円くらいでランチの定食をやっているのだった。曰く、こ…